「自分はもしかして胃がんになるかもしれない」と心配している人は、胃がんの原因や初期症状などが気になりませんか?

実は、医学の研究により胃がんの原因は99%判明しています。

また、胃がんの初期症状は人によって様々ですが、胃がんの初期症状は他の病気の初期症状とも似ているため、すぐに胃がんと断定することはできません。

この記事では、「胃がんの心配をしている人に知ってほしい大切なこと がんの原因99%はこれ。」というテーマで、胃がんの原因や初期症状についてご紹介します。

この記事を読み終えると、胃がんの原因やどんな症状が出るのかを知ることができ、また胃がんのリスクを減らしたい人は、予防する方法も理解することができます。

日本の胃がんの罹患人口割合

はじめに日本の胃がんの罹患人口はどれくらいいるのか見ていきましょう。

また、胃がんの男女別の罹患人口と割合についてもご紹介していきます。

日本のがん患者の部位別人口

2014年における日本の部位別がん罹患人口は、男性では「胃」が最も割合が高く、続いて「大腸」・「肺」・「前立腺」の順に割合が高くなっています。

一方で、女性の部位別がん罹患人口は、「乳房」が圧倒的に割合が高く、続いて「大腸」・「子宮」・「肺」の順に割合が高くなっています。

このように、胃がんは性別で大きな差があることがわかります。

引用:国立がん研究センター「日本のがん罹患数・率の最新全国推計値」(確認日:2020年6月17日)

胃がんの罹患数の男女比率は?

それでは、日本の胃がんの罹患数と男女別の比率を見ていきましょう。

男性の胃がん罹患者数は「86,656人」に対し、女性の胃がん罹患者数は「39,493人」となっています。

つまり、日本の胃がんの罹患者のうち、約7割が男性ということになります。

なぜ、男性の方が胃がん罹患者が多いのかについては、現時点では医学的に解明されていません。

引用:国立がん研究センター「日本のがん罹患数・率の最新全国推計値」(確認日:2020年6月17日)

胃がんの原因の99%はこれ!予防する方法はある?

胃がんの原因は、「遺伝」・「喫煙」・「塩分の高い食事を過剰摂取」・「ピロリ菌への感染」など様々な原因があると言われています。

ではこの中でほとんどを占めている胃がんの原因は何でしょうか?

また、胃がんを予防する方法はあるのでしょうか?

ここでは、胃がんの原因と予防法についてご紹介します。

胃がんの原因のほとんどは「ピロリ菌」

WHO (世界保健機構) の一機関であるIARC (国際がん研究機関)は、1994年に「胃がんの原因はピロリ菌への感染である」と発表しました。

では、このピロリ菌とは一体何でしょうか?

ピロリ菌とは、胃の表面を覆う粘膜にできる菌のことで、ピロリ菌が胃の粘膜にできたまま放置していると、「胃がん」・「十二指腸」・「慢性胃炎」などの病気が引き起こされます。

そもそも、どのようにしてピロリ菌へ感染するのかというと、実はピロリ菌への感染経路は現時点ではわかっていないのです。

感染経路はおそらく経口感染ではないかと考えられており、汚染された食べ物や水を摂取するとピロリ菌へ感染するリスクが高いと言われています。

そのため、発展途上国など衛生環境が悪い地域ではピロリ菌感染者が多く、日本でいうと衛生環境がまだ整っていない時代に生きてきた60代以上に、ピロリ菌感染者が多いと言われています。

引用:メディカルノート「ピロリ菌感染」(確認日:2020年6月17日)

胃がんを予防する方法はある?

胃がんの原因は99%がピロリ菌であるということがわかりましたが、原因がわかっていることから実は胃がんは予防ができる病気でもあるのです。

その予防法とは、まずピロリ菌に感染しているかを検査し、ピロリ菌に感染していたら除菌することです。

ピロリ菌を除菌することで、胃がんのリスクは大幅に軽減することができます。

そのため、胃がんを心配している人は、まずは検査を受けることをおすすめします。

ピロリ菌検査は血液検査で調べることができます。

ただし、ピロリ菌検査は自由診療となり保険適用外となりますので注意してください。

胃がんの初期症状を知るヒント。気になる人は胃がん検査を!

胃がんに罹患すると、どんな初期症状があるのか気になりませんか?

ここでは、胃がんの初期症状や胃がんの検査方法についてご紹介しますので、気になる人は是非チェックしてみてください。

胃がんの初期症状はほどんどない

実は、胃がんの初期症状はほとんどの人が自覚症状がないのです。

なかには、「お腹の不快感」・「食欲低下」・「胃のむかつき」などの症状が出る人もいます。

しかし、これだけの症状では他の病気の症状とも似ているため、胃がんの可能性があるとはなかなか気付きにくいものです。

また、胃がんが進行すると、「胃(みぞおち)の痛み」・「不快感」・「食欲不振」・「倦怠感」・「嘔吐」・「黒色の便」などの症状が出ていきます。

しかし、これらの症状は、胃がんだけでなく「胃炎」や「胃潰瘍」の場合でも起こりますので、これらの症状が出たら、まずは検査を受けることをおすすめします。

胃がんの治療は、進行度を表すステージによって治療法が変わり、内視鏡手術・外科手術・化学療法などが行われます。

胃がんに関わらず、がんの治療は早期発見・早期治療が重要ですので、なるべく早めに検査を受診しましょう。

引用:国立がん研究センター がん情報サービス 基礎知識(確認日:2020年6月17日)

胃がんの検査方法

では、胃がんの検査方法はどのような方法があるのでしょうか?

現在行われている胃がん検査方法は、「内視鏡」・「X線検査」・「CT検査」・「腫瘍マーカー」です。

これらの検査がすべて行わるのではなく、併用して検査を行い胃がんであるかを判断しているケースがほとんどです。

その中で、「CT検査」は他の部位への転移も調べることができ有用性が高い検査方法ですが、一方で早期がんは発見し辛く不向きと言われています。

そのため、医師は患者がどれだけ自覚症状があるかを確認し、状況によって検査方法を決定しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「胃がんの心配をしている人に知ってほしい大切なこと がんの原因99%はこれ。」というテーマでお伝えしてきました。

胃がんがどんな原因で引き起こされるのか、またどんな初期症状が出るのかお分かりいただけたと思います。

2人に1人ががんになると言われている時代であるからこそ、予防できることはしておきたいものです。

この記事を読んで、胃がんのリスクを感じている人は是非ピロリ検査や胃がん検査を受けてみましょう。