
毎日水を2リットル飲むとダイエットに良いなどと聞いたことがありませんか?
しかし現実的に2Lなんてなかなか飲めない…美肌の効果?
本当にそんなに飲んでいいの?などと疑問が色々頭に思い浮かびますよね。
今回は、そのようなあなたが疑問に思っていることについてお答えしていきます。
上手な水分補給についても検証いたします。
ダイエット=痩せる というイメージが強いと思いますが、
ダイエットとは本来、「健康になること、日常の食事」というような意味があります。
つまり、ダイエットをするということは普段から健康に気を使い食事の内容を決め
健康な体を目指すということだと言えます。
水2リットル飲むこととダイエットの関係
あなたは、毎日水をどれぐらい飲んでいますか?
食事以外で水を摂る量は、体重60kgの男性で1.2リットル程度が
良いとされています。
参考: 解剖生理学 医学書院
私たちは、朝起きた時や食事の時、運動をしている時などに水分補給します。
季節や活動量にも大きく左右されますが、平均的に1日に人間は、
約2.5リットルもの水が身体から蒸発し、尿や便と言う形で失っています。
それに対して、あなたは食事や飲料からの水分補給で、健全な状態を保っています。
バランスの摂れた食事をしている人であれば、
食事の時間で1リットル程度の水分を摂ることが可能です。
したがって、不足した分の1.5リットル程度は水を飲むことで補給することが必要です。
上記にあげた場合の食事以外から摂る水の量は、1.5リットル程度が望ましいので、
一概に初めから”水の飲む量を2リットル” とそこを軸にするのは不自然な考え方で、
必要量に応じ補給するものと言えます。
水2リットル飲むことの効果
水分補給の目安は、体型や環境にもよりますが成人女性で約1.2リットル程度を補給するのが
良いとされています。
ご存知の通り、成人の体の6割は水で作られていて、
体内にある水で全身の血液循環などを行っているからです。
では、適切な水分補給はどのような効果があるのでしょうか。
わかりやすい例として以下の3つがあります。
- 代謝が上がる
- 空腹感を減らす
- むくみや便秘の解消
水を飲むことで血液の量を増やし、カラダの循環を良くすることができます。
そうすることで、全身の血の巡りが改善し体温が上昇します。
また、水を飲むことで脳の満腹中枢も刺激することが出来ます。
さらに、循環が改善するので滞った血液の流れが良くなり、水の働きで便も柔らかくなります。
一方水分不足によって起こる体の異変は、大きくは3つあります。
- 口の渇き
- めまい、吐き気
- 痙攣(けいれん)
中でも気を付けたいことが、特に夏場の時期の熱中症や心筋梗塞、脳梗塞といった病気です。
適切に水分補給を心掛け健康維持していきましょう。
水を飲んで肌が綺麗になる理由を知っていますか?
水を飲むことで、肌にも良い効果があります。
なぜなら、肌は細胞の塊だからです。
例えば、顔パックした直後のしっとりした肌と冬の乾燥した時の肌を
思い浮かべてみてください。
しっとりした肌というのは、肌にも水が行き渡っており、
保湿がしっかり施されている肌です。
一方でガサガサ肌は、肌の細胞が水分不足だということを表しています。
また、血液の循環が良くなり、食事で取った栄養を全身に送りやすくすることが可能です。
美肌効果のあるたんぱく質やビタミンA、ビタミンCが全身に届けられます。
それだけではなく、水は肌の健康の主役とも言えます。
その理由は、皮膚の「ターンオーバー」と呼ばれる現象にあります。
ターンオーバーとは、角質の入れ替わりを表す言葉です。
水があることで新しい角質を保護することも可能です。
つまり、肌の水分不足を補うだけではなく、
新しく登場する肌までを守るために水は必要だと言えます。
したがって、水をこまめに摂ることはもちろん、健康的な食生活も意識することが必要です。
そうすることで、あなたの肌も健康に保つことが期待出来ます。
まとめ
水を2リットルを強制的に飲むのではなく、食事からは摂ることの出来ないからだにとって必要な水分量を飲み水として補給することが大切です。
また1度にたくさんの水を飲むのではなく、
次のタイミングで飲むことが勧められています。
- 起きた時、寝る時
- 運動を始める前、運動中、終わった時
- お風呂に入る前後
- お酒を飲んでいる時
- 水が飲みたい時
- 寝る時は、枕元にコップ一杯の水を用意
引用:厚生労働省HP
こういったことを意識して水を飲むこと。
そうすることで代謝も上がり、美肌にも効果が期待できます。
そして忘れてはならないのが、食事です。
バランスの摂れた食事は、健康や美容には効果的!
長時間のデスクワークや移動等で、ついつい水分を補給し忘れることもあると思います。
これを機会に、いつも手元に飲料を置かず気がついたら汗をかきクラクラしてしまう方は
そばにペットボトルを置いたり、1時間に1度は水を飲みに行く等、
意識してみてはいかがでしょうか?